約700憶ドルの融資が絶望視されていたが、最後の土壇場でFRBが約9兆円のつなぎ融資を決定。
しかしこれは2年間での返済を求めるリストラ強制案、倒産を急にではなく、2年間の猶予を与えただけという見方が強い。
FRBがAIG救済を決断してからもNYダウは下落。
その背景には、アメリカ市民が税金を企業を救うためにたった1社に約9兆円強制的に使われたことへの不満があるようだ。
リーマン・ブラザーズを政府ははじめから救う気はなかったと一刀両断。
それは経営陣が破格の給与(不労所得)を得ていたため、政府ははじめから救う気はなかったという。
一方でAIGは救うしかなかった。世界中に保険の顧客を持つ最大大手がもし潰れれば、それこそ世界恐慌の再現を生みだしてしまうという懸念があったからだ。
日本のマスコミ(TV)は特にアリコジャパンのCMを流している。本来であれば倒産間際に被保険者を助けるためにこの倒産危機のニュースを流すべきであったのに、日本ではほとんど流れなかった。
スポンサーであるアリコジャパン倒産の危機をマスコミは一切伝えず、そしてFRBが救済案を発表したとたんにマスコミは流した。
しかし、この2年間の間にFRBがAIGに速やかなリストラ、資産の売却を求めていること、アリコジャパン子会社の売却も可能性が大であることはニュースなどではあまり流れていない。
フィリピンでは6時間並んで人々がAIG関連の生命保険の解約のために長い列を作った。
フィリピンと日本では危機感の差が浮き彫りになった。
AIGグループ会社 AIU保険会社 アメリカンホーム保険会社 ジェイアイ傷害火災保険株式会社 アリコジャパン AIGスター生命保険株式会社 AIGエジソン生命保険株式会社 など http://ime.nu/www.aig.co.jp/companies/index.htm
★関係筋によると、米連邦準備理事会(FRB)は、保険大手アメリカン・インターナショナル・ グループ(AIG)に対し約850億ドル(約9兆円)のつなぎ融資を実施し、 株式を約80%取得する方針。
★<AIG>FRBがリストラ促す日本国内子会社売却も ・米連邦準備制度理事会(FRB)は、救済策を発表した声明で、「融資はAIGの資産売却で返済される」と、AIGに積極的なリストラを促した。AIGは日本でアリコジャパンなど 生命保険3社とアメリカンホームなど損害保険2社を運営しており、こうしたグループ会社の売却を迫られる可能性がある。 いずれも保険事業は順調なため、売却が決まれば、国内大手生損保や銀行などを含め、激しい争奪戦が繰り広げられるのは必至。国内生損保業界の大規模な再編につながるとみられる。ただ、アリコが保有するAIG株の価値が大幅に下落しており「本業はいいが、財務面での劣化が心配で簡単には飛びつけない」(大手生保)との見方もある。
まさか外資がつぶれる時代になるとは思いもしませんでした。
バブルが弾けた後、日本では外資系企業がハイリスクハイリターンで花形でしたが、今回のサブプライムローンでかつてバブルが弾けたように外資系企業は厳しい時代に。
リーマンブラザーズに内定が決まってた東大・慶大生は突然の内定白紙らしいです。
有能な学生がまさか来年フリーターだったら、それはそれで何だか興味深い展開ですけど。
